生徒さん(2歳・4歳)の保護者の方にインタビューしました

今回、当教室に通われている生徒さん(2歳・4歳)の保護者の方にインタビューさせていただきました!初めての習い事がバイオリンだったというこちらの生徒さんに、始めたきっかけや、レッスンに通ってみた感想など聞いてみました。ぜひご一読ください。
※レッスンを始められた年齢が2歳・4歳で、インタビュー時の生徒さんの年齢は3歳・5歳となっております。

Q. まず、どうしてお子さんにバイオリンレッスンに参加させる事にしましたか?なぜピアノやサッカー等でなく、バイオリンを選びましたか?

A. 私自身幼い頃にピアノのお稽古をしており、自宅にもピアノがある環境だったので単純にピアノを習わせてみようと思っていました。

本人に話したところ、なんとバイオリンがしたいと申し出がありました。きっとオーケストラを観た影響でのことだと思います。もちろん同時にスイミングやサッカーのスポーツのお稽古も選択肢に上げましたが、本人が最終的にバイオリンを希望しました。

Q. ご自身の音楽経験について教えていただけますか?お子さんのレッスンが始まる前に、バイオリンについての知識はありましたか?

A. 3歳からオルガン、5歳でピアノに移行し、中学生のころまで習っていました。少し音楽から離れてスポーツ等を楽しみましたが、大人になりまた趣味で弾くようになりました。

音楽はとても好きですが、バイオリンの知識は全くなくバイオリンと弓をケースから取り出す時もどのようにして取るのかわからないくらいでした。笑

Q. お子さんの性格について説明していただけませんか?

A. 上の子は繊細でこだわりが強く、思っていることを表現するのがとても上手です。

下の子は少し天然で器用なところもありますが、やんちゃな性格です。

Q. 上の子のバイオリンを、もう少しで買わないところでしたね。その時の状況について教えていただけませんか?

A. バイオリンをしたいと言ったのでこどもの性格的にも同性の先生のほうが合うと思い、アダム先生の体験レッスンを受けることにしました。体験レッスンでは先生特製のバイオリンを持ってきてくださり、楽しく終え購入に踏み切りました。

が、直前になりやっぱりしないと。とりあえず予定通り楽器屋さんにいってみると、本物のバイオリンが並ぶ姿に圧倒されすんなり購入に。実際ここまできてやらないのであれば、それでもよかったのです。でもとても興味を持った子どもの瞳は今でも忘れられないくらいになりました。

Q. 下の子がバイオリンを始めた時は2歳半の時でした。このぐらい早く自分の子どもに、バイオリンを学ばせたいと思ってる保護者の方へアドバイスはありますか?

A. たまたまお兄ちゃんがすることにより2歳半という年齢から始まりましたが、音楽は耳や感性を育てるとても素晴らしいルーツなのでバイオリンに触れ始める年齢が早すぎることはないと思います。ただ、幼すぎるが故に練習に付き合うという面では親の根気が必要な気がします。何よりも音楽を好きなのであれば一緒に楽しむことが出来、学べる楽器だと思います。

Q. お子さんのバイオリン演奏に対する態度がよく変わっていますね。こういった時の事について、教えていただけませんか?その時、どんな感情になりましたか?

A. 率直にこちらも子どもの感情や態度に着いていけなときがあります。笑

同じように怒ってしまったりすることも。限られた時間しかないレッスンの中先生に申し訳ないと感じることもありますが、幸い先生はとてもポジティブにレッスンをしてくださるので、なるべくこちらの感情は乱れることなく一定の気持ちで接するようにしています。

Q. お子さんはよく泣いたり、レッスンを拒んでしまったりしますね。そうなった時、どんな感情になりますか?参加してもらう為にどんな事を試しましたか?

A. まずは前述の通り先生に申し訳ない気持ちになりますね。稀に寝てしまっているときもあるので。

泣いたり拒んだりするときも、とりあえずはレッスンの場から離れない、曲は必ず弾く、きちんと話を聞く、等々小さなルールを徐々に増やしたりクイズで楽しみながら試行錯誤の日々は現在も続いています。

Q. 練習してもらう為にどんな事を試しましたか?何が有効でしたか?また、効果が無いことは何でしたか?

A. やはり日々の練習は一番大切なのでこちらもあの手この手で褒めてみたりカレンダーに印をしてみたり、練習カードを作ってみたり、スタンプを押してみたりと色々試しましたが、現在は空き瓶にコインを貯めていき、満タンになればご褒美が貰えるシステムが子供たちはとても気に入っており定着しました。これは先生のアドバイスでもあり、自分にはなかった発想でした。

先生はいつも前向きにアドバイスをくれるのでこちらも前向きに挑戦することができました。あとは練習時間のルーティン化、でしょうか。寝る時間や食事の時間等、毎日のスケジュールにバイオリンの練習を組み込むことですんなり練習することが増えました。

Q. レッスンや練習時間の時に保護者も参加しなければならない事に、驚く保護者の方も居ます。ご自身の言葉で、なぜ保護者がレッスンに参加する事が重要か、教えていただけませんか?

A. やはり週一回の数十分では特に幼い子どもには覚えることが多く、難しいと思います。練習中にできていないところを修正していかないといけないので、親が覚え毎日一緒に練習することで上達に繋がる、そしてそれが一番の近道だと思っています。

Q. 子どものバイオリン学習に関して、予期していなかった課題について教えていただけませんか?

A. 私はピアノしか楽器をしていなかったので、そこまでマメでない性格の私にはバイオリンの繊細さに良くも悪くも驚きました。笑

Q. (保護者側の)練習に対する考え方は、最初にレッスンを始めた時と変わった事に気付きました。その事について教えていただけませんか?

当初、音楽を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたい気持ちが強く練習はあまり強制しませんでした。音楽を嫌いになってしまうと寂しいので。

でも結果、練習しなければ上手くなれない。次に進めない。そして何よりも先生が日々の練習を大切にし、それに協力をしてくれている。子ども自身も曲を弾けるようになり、お友達や家族に聞かせてあげたい、という目標ができたので、私も心を決め積極的に毎日の練習に取り組みました。やるとなれば親のほうが熱を上げてしまうこともありますが。笑

Q. お子さんと一緒に練習する事について、好きな事と嫌いな事を正直に教えていただけませんか?

A. 好きなことはやはり親子で共有する時間が増えることですね。そしてできないができたに変わる瞬間の嬉しそうな姿を目にできる楽しみというのがすごくあります。

嫌いなことはとくにないですが、強いて言うと弾き始めるまでに時間がかかるので待つことに疲れてしまうときはあります。笑