アイリッシュフィドル
教室

レッスン月謝(月3~4回)

30分10500円
45分13300円
60分15500円

アイリッシュフィドルレッスンは、全年齢の生徒さんが受講可能ですが、入会するには、初中級レベルの技術(約2年の経験)が必要とされます。また、グループレッスンは、十分な人数が達した場合に限り、開催可能です。

アイリッシュ音楽とは?

アイリッシュ音楽とは、伝統的な楽器で演奏された、アイルランド発祥の音楽です。基本的に、大きなコンサートではなく、カジュアルな小さいグループで演奏されます。上手なアイリッシュ演奏家の殆どはアマチュアです。セッションでは、新しい人に対して暖かく迎え入れる事が多く、曲の合間に他愛もない話をする事が多いので、基本的に雰囲気は暖かいです。

フィドルレッスンで教える事とは?

譜読みに頼るのではなく、耳で学ぶこと

アイリッシュ音楽を演奏する時に、楽譜を使う事は殆どありません。演奏者は、異なるバージョンの曲を持っている事が多く、更に装飾音を入れたり、演奏に変化をつけたりする為、書かれた楽譜は単なる骨組みにすぎません。また、演奏者は、非常に多くの曲を記憶している為、それらを全て収納できるほどの楽譜を持っていく事は現実的ではありません。このような理由で、フィドルを演奏する際には、耳で聴いて素早く効率的に曲を覚える事が優先されます。

曲のレパートリーを広げ、築くこと

殆どの演奏者は何百、何千もの曲を記憶しており、最初の数音だけで、たいてい正確に思い出す事ができます。多くの演奏者は、特定のタイプの曲や、特定の演奏者・地域の曲に、特別な興味を示しています。こういった理由で、当教室のレッスンでは、まず基本的な曲を全て知ってもらう事に重点を置き、その後、地域特有のセッションでよく演奏される曲に考慮しつつ、生徒さんの好きな方向に広げていく事にしています。

地域特有の演奏スタイルについて理解すること

アイリッシュ音楽は、歴史的に、地域によって色々なスタイルがあると言ってもいいくらい、幅広いバラエティーがあります。曲の種類の違い、曲のバリエーション、装飾音、リズム、楽器等に違いがあるので、生徒さんは、アイリッシュ音楽の演奏を学ぶ上で、これらを考慮する必要があります。

多様多種の装飾音やバリエーションを取得すこと

音を自分のものにする為に、演奏者は様々な装飾音やバリエーションを使います。アイリッシュ音楽で使われる、標準的な装飾音のセットがありますが、一般的に各演奏者は、自身の好みがあり、それが個人のスタイルに大きく影響しています。いつでも使える装飾音のレパートリーや、バリエーションのレパートリーを増やす事は、アイリッシュ音楽を学ぶ上で重要な事です。

セッションのマナーを学び、他の人と演奏する事を学ぶ

アイリッシュ音楽の演奏者は、その場の空気を読み、雰囲気を壊さなければ、初対面の人でも暖かく受け入れてくれます。セッション中に厳しいルールは殆どありませんが、セッションのエネルギーに合わせるには、ある程度の経験が必要とされます。